2025/12/19 12:00
1927年、建築家マルト・スタムが発表した《S33》は、世界で初めて後脚を持たない椅子=カンティレバーチェアとして家具史に革新を起こしました。
その思想をさらに純化し誕生した後継モデルが、《S43 / S43F》です。
余計な要素を徹底して削ぎ落とし、スチールパイプと成形合板のみという、最小構成で成立するデザインへ。
機能性、美しさ、強度。そのすべてが、驚くほど均衡したミニマルチェアです。
時を超えて証明された耐久性
S43は1931年に発表され、1933年にはライプツィヒのドイツ国立図書館へ納入されました。
そして約70年後。
施設の全面改修の際、S43は必要な強度基準をクリアし、現在も継続使用されたというエピソードが残っています。
さらに追加納入をするほど、その信頼性は高く評価されています。

