209 アームチェア
Design:Gebrüder Thonet
このエレガントなチェアは、発表当初より多くの建築家に注目されました。
とりわけ、ル・コルビュジエが好んで自身の建築に度々用いたことから、「コルビュジエ・チェア」と呼ばれるようになりました。ル・コルビュジエは、著書の中で「壁は白、籐の椅子またはト―ネットの曲木椅子・・・。気の利いた部屋は、こんなにわずかなもので足りる。」と書いています。
サイズ W540 D570 H750 SH460mm
フレーム ビーチ材/TP29 ブラック染色
座面 籐張+サポートメッシュ
※こちらの商品は国内 在庫品です。
納期はご注文後、7日以内に発送いたします。
【建築家のお気に入り 209】
ル・コルビュジエ
ル・コルビュジエは、パリ万国博覧会エスプリ・ヌーヴォー館、ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅、ラ・ロシュ=ジャンヌレ邸、ナンジュセール・エ・コリ通りのアパート(自邸)など、多くの建築で209を使用しました。
現在、ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅はヴァイセンホフ住宅博物館として、ナンジュセール・エ・コリ通りのアパート(自邸)はコルビュジエ財団で保存され、公開されています。
もちろん、そこには現在も209が置かれています。
ポール・ヘニングセン
「この椅子ほど、その軽さ、使いやすさにおいて完璧なアーム
チェアはない。建築家がこのような椅子を5倍の金額、
3倍の重さ、2分の1の快適さ、4分の1の美しさで作った場
合、彼はその椅子に自分の名前を名付けることができる。」
と語っています。
雑誌:Kritisk Revyで「ウィーンの椅子(209)」を評し
1927年
マルト・スタム
カンチレバーチェアの発明者
ヴァイセンホフ・ジードルングは、シュトゥットガルト市とドイツ工作連盟により建築された実験住宅群です。ミース・ファン・デル・ローエのディレクションのもと、17人の建築家が現代人類のための模範的な住宅を建築しました。
マルト・スタム設計の住宅は、間取りと家具に焦点が当てられ、曲木椅子209と当時では新しい素材であるスティールパイプ製家具をバランス良く配したインテリアになっていました。